新型コロナウイルスの名称がコロナ2019に変更になり、5月8日からコロナが５類となるが
やっとか！！といった気持ちだ。
救急の医療現場で事務員として働いてたからわかるが、感染対策で医療現場は非常に大変。
今は発熱外来とかあってコロナが出始めた頃よりは、患者さんとの接触方法などが効率的になったかもしれないが、今までの診察にくらべて何倍も時間がかかってしまう。
田舎の３次救急病院だと近隣地域にある「最後の砦」となるため、感染予防にはかなり気を使っていた傾向がある。そのため、電話の時点で熱など必要項目をお聞きし来院時に熱を測って平熱なら病院に入ることができる。もしも、熱があったりお聞きする必要項目に該当があればPCR検査を受けて陰性でなければ病院に入る事ができない。 このように受診の受付までに、クリアしなければならない事が増えてしまったわけだ。
コロナ陽性であればさらに大変で、看護師さんは自身を守る為に、防護用のガウン着て手袋、フェイスシールドなど着けて患者さんと接触する。 最初の頃に比べれかなり簡略化されたとは言え、この作業だけでも負担になってしまう。
１人の患者さんが受付、診察、帰宅までの時間が従来に比べて倍以上増えていて、受診される患者さんの負担にもなっている。
５類になることは医療現場に従事する負担が減る＝患者さんの負担も減ることになる。
５類になることは賛成だが・・・
今までニュース等でコロナは危ない、感染予防をしっかりと言い続けて来たためか、特に基礎疾患がある高齢者の間では、５類になる事に心配する声を聞く。
５類になったから日常の感染予防は無くしても良い、とならない事を丁寧に伝えて行く必要はあると思う。
でないと恐らくコロナの数は増えると思う。
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