最近は異世界転生アニメが多い。 そもそも、異世界転生とは主人公が、亡くなったり事故にあったりした時に、異世界へ飛ばされるのだが、異世界に飛ばされる時に主人公に都合の良い特殊能力が与えられる。
異世界で困らないどころか、楽に生きられるのが異世界転生ものの基本系だ。
最近では特殊能力が無くて苦労する様な展開もあるが、結局は都合よくできている。
創作なので主人公に都合よくできているのは当然なのだが、ハラハラ、ドキドキといったことがストレスになる人には、安心して見れるのが異世界転生の良いところでもある。
異世界転生アニメが流行る理由
いまの現代社会は情報化社会であり情報ストレスが常にある状態だと思っている。
とくに子供は脳の発達と共に情報を欲しがる状態にあって、インターネットを通じて様々な情報に接する事ができる。
なんでも情報が得られること＝不要な情報まで取り入れることになる。
人間はネガティブな情報に対して記憶に残りやすい特性がある、こういうのを「ネガティビティバイアス」というが、ネガティブな情報ばかりに目が行くようになってしまう。
これらのネガティブな情報が、知らず知らずのうちにストレスとなる。
脳はストレスを軽減する為に現実逃避したりするようになる。
この現実逃避の一部が、ストレスなく見れる異世界転生アニメに繋がり、異世界転生アニメが流行る理由の一つに、現代の情報ストレスが考えられる。
ここからが本題となるが、日本の将来に希望がもてない若い人が多いと言われている。
年金、経済、少子化などなど日本の課題は沢山あるのだから、個人で自分の保身を考え安定的な暮らしができる様に考えてしまうからだろう。
自分の事さえ守れれば、いずれ誰かがなんとかしてくれる。
現代社会ではこんな風に考えている人がたくさんいる。
俺もその一人だ。
でも、そんな都合の良い世界はない。
もっと便利にしたい、課題解決したい、と考え実行した人がこの現代社会を作っているが、自分の都合に合わせた世界にしてはくれない。
自分に都合の良い世界を作るのは自分だから。
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