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執筆者の写真西森一博

選挙の得票分析

南箕輪村議会選挙の投票率が49.13%で、前回の議員選挙が56.04%だったのに比べて-6.91%減となっている。 期日前投票者が前回1,812人から2,078人の114.68%増となっている。

有権者数は前回11,385人、今回12,417人で109.06%増となっていて、有権者は増えたが、若い世代が選挙へ行っていないことが明確になった。


高齢者を中心に投票所へ行く事が出来なくなった事で投票率が下がっている。


各地区の投票率を見ると地元地区の投票率だけ2.08%増となっていた。

これは前回選挙に行かなかった方が、私を応援してくれたおかげで投票率が微増した。


単純に考えれば、応援してくれる人を増やせば増やすほど投票率は上がる

昔は「地元から議員を出すぞ!」と息荒く投票に行っていた時期は投票率が高かった。

地元の人を応援するからこそ投票に結びついていたからだろう。


今は状況が全然違っていて、地元だからと言って応援する訳ではないのだ。

だって、特に代り映えしないし、議員が何やっているか分らんし、誰を応援していいのか分らないから、応援するどころか選挙に行く気にもならない。


これって有権者が悪いのだろうか? 選挙というより議員に魅力を感じ無くなっている事が原因だと思う。

応援したいと思える議員になる事で応援が増え、投票に行ってくれる。


私は今回の選挙で村内を約4500軒ほど歩き回った。

知名度も後援会ない状態で、自分という人物を知ってもらい応援してもらう為に歩いた。


そして、デザイナーのスキルを活かし、デザイン戦略を立てて後援会資料を作った。

おそらく、地元以外の11地区から得られた票は、資料の力が大きいと考えている。


後援会資料の反応率は約14%で地元以外だと約10%の反応率があったと予測される。


ここまで高い反応率を獲得できたのは以下の要因 1.全て自分で歩いた事

2.人に会ったら挨拶して話をした事

3.エリアを分けて歩いた事


選挙は歩いた者が勝つと言われるが本当だ。


大きな後援会があれば、沢山の人に応援してもらえる訳でないのだと思う。

選挙の時だけいい事言って、その後の行動が伴ってなければ有権者から敬遠されてしまう。


今はそんな時代なのだから。




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