自治会への加入は自由なので加入しなくても良いのだが、そうすると自治会を運営している人や自治会の作業に参加する人ってのが、高齢者ばかりになってきている。
高齢化の何が問題かというと、5年や10年後にどれだけの人が自治会に関わっていられるかという事になる。
ざっくり言えば、10年後にどれだけの人がお亡くなりになっているかという事。
30や40代の人が自治会に居れば10年後でも、ほとんどの残っているだろうけど、70、80代の方が自治会に残っている確率はかなり低くなる。
これは自然の摂理なのでどうする事もできない。
現在、自治会を運営しているご高齢の方はご自身が元気であれば、まだまだできると思って活躍されているだろけど、少し先の未来の事を考えれば、若い世代に引き継ぐ事も必要だと思う。
というのも、同じ世帯でも若い人が居るのにも関わらず、世代交代ができずに自治会活動へ高齢になっても参加されている世帯が多い。
子は親が出てくれるから楽だし、親はまだまだできると活動される。
しかし、これが自治会の高齢化を招いてしまい、世代交代が進まない原因の一つになっていて、近い将来自治会の存続が危ぶまれることになる。
地域の最小単位でもある自治会は、人の生活に密接に関わってくる。
自治会の運営が崩壊すると、その地域の自治は失われ、住居環境が荒れ出す原因となる。
日本は犯罪率が少なく平和だと言われるが、警察が優秀なのもあるが警察だけで地域の安全は守れない。日本が平和でいられるのは自治会がしっかりしているからでもある。
その自治会が崩壊すれば、いづれ日本は平和でなくなると思う。
2025年に75歳以上人口が2,200万人になると予測されている。
あと2年で超高齢化社会になる日本。
早急に自治会の体制を変えないと、どうなるか不安でしかない。
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